インプラント補綴の工程

カスタムアバットメント設計:どのライブラリ情報を送るべきか

スキャンボディの画像と大まかなインプラントのブランド名だけでは、重要な疑問が残る場合があります。設計者、技工所、製造パートナー間で症例を移す前に、予定する部品の工程を特定しましょう。

Mocoore 歯科 CAD 編集チーム公開日

部品受け渡しの相談に使うカスタムアバットメントと補綴物の CAD 画面
部品受け渡しの相談に使うカスタムアバットメントと補綴物の CAD 画面

要点

正確なインプラントプラットフォーム、スキャンボディの識別情報、予定部品、適用する CAD ライブラリ情報を提供します。技工所と部品・製造提供元に予定工程を確認してください。クラウンとアバットメントを一緒に設計し別々に製造する場合は、ファイル、参照版、承認責任を連携させます。

予定部品の特定に必要な情報は何か

exocad のライブラリ文書は、メーカー、部品タイプ、接続タイプを区別しています。見た目が似た項目を選ぶのではなく、正確な識別情報を送る大切さが分かります。

  • メーカー、インプラントシステム・プラットフォーム、分かる範囲の部品番号を記録します。
  • スキャンボディと、予定するベース、ブランク、または部品経路を特定します。
  • CAD ソフトウェア・ビルドと、部品提供元の具体的なライブラリ情報を記載します。

アバットメントとクラウンをどう連携させるか

後工程のチームは、どのファイルが組み合わさるか知る必要があります。別々の製造段階を手配する前に、連携する設計と出力要件を相談します。似たファイル名だけでは、対応する納品一式とは確認できません。

  • 一つの症例参照を使い、対になる部品を明示します。
  • 部品選定と予定製造経路をどのチームが確認するか決めます。
  • 採用した設計版と、必要な個別出力を記録します。

受け渡しを受け入れる前に何を解決するか

部品識別情報の不足は、推測で選択せず、技工所への具体的な質問にします。担当チームは予定ライブラリと製造経路が、実際に使う部品に合うことを確認すべきです。

  • 不明なスキャンボディやプラットフォーム情報を、元のチームに確認します。
  • 必要な納品物と受領側の互換性要件を確認します。
  • 承認と、その後の部品変更を症例記録に残します。

よくある質問

カスタムアバットメントの依頼はブランド名だけで足りますか

通常は、該当プラットフォーム、スキャンボディ、予定部品・ライブラリなどの詳細が必要です。担当技工所または部品提供元に正確な識別情報の確認を依頼してください。

クラウンとカスタムアバットメントを別の会社で製造できますか

連携した工程では別々の製造パートナーを使える場合があります。ただし製造前に、ファイルの組み合わせ、部品互換性、採用版、各社の要件を確認する必要があります。

CAD 外注にインプラント位置の選択は含まれますか

このガイドは補綴 CAD の受け渡しを扱います。臨床計画と承認は担当の歯科チームが行い、Mocoore は依頼された補綴設計の範囲を確認します。

ソフトウェア文書・参考資料