設計指示
設計者が実行できる歯科CAD設計指示の書き方
いつもどおりにという依頼は、普段の仕事を見ていない設計者には難しいものです。再利用する設定プロファイルで説明の繰り返しを減らし、個別指示書には今回の違いを記録します。古い既定値が新指示を黙って上書きしないよう、二つを分けます。

要点
管理された技工所プロファイルと短い案件指示書を組み合わせます。修復種別、歯式、ソフトと版、承認済み材料・部品情報、入力、納品物、確認者を明記します。例外をはっきり書き、矛盾や不足は着手前に指摘してもらいます。
技工所の業務テンプレート
空欄のCSVをダウンロードして技工所に合わせて調整できます。記入済みの症例記録は、合意した安全な経路で共有してください。
常用設定と今回の指示を分ける
プロファイルにID、版、承認日、管理者を設けます。用語、対応ソフト工程、参照ビュー、確認手順を含めます。技工所が承認した設定だけを使ってください。他社の一般設定をコピーしても、自社材料や製作工程への適合は証明されません。
- 各案件にプロファイルの版を記録します。
- 案件固有の例外は明確な名前の項目にまとめます。
修復物と必要な参照情報を特定する
サービス、ユニット数、歯式、予定する材料工程、部品やライブラリの参照情報を示します。数値指定には単位と承認済みの適用条件を添えます。不足する指示を推測した一律のセメントスペース、接触、厚みで置き換えず、不確かな技術判断は技工所の確認責任者に戻します。
- クラウン、カスタムアバットメント、模型、審査を伴うフルアーチの範囲を区別します。
- 外観だけで部品を判断せず、ライブラリの同一性と互換性を確認します。
入力を役割と版で識別する
形成歯列、対合歯列、咬合、その他の参照をファイル名と用途で一覧化します。不足と旧エクスポートを置き換えるファイルを示します。画面画像は依頼を説明できますが、欠けた編集可能データを復元できません。受け手のソフトと次の作業に合う資料にします。
- 指示書とファイルには同じ匿名化した案件IDを使います。
- ファイル一覧と受理した入力版を一緒に保存します。
確認できる変更としてフィードバックを書く
形態を改善してではなく、場所、参照ビュー、希望する変更を示します。マークが承認目標、例、質問のどれかを明記します。相反する連絡は送る前に一本化します。処方とプロファイルが矛盾する場合は判断者を決め、設計者に無言で選ばせません。
- 歯または部品と現行の設計版を特定します。
- 未解決の質問は作業継続前に確認してもらいます。
引き渡し前に納品と承認を定義する
プレビュー、編集可能プロジェクト、出力ファイルを分け、対象ソフトと版、確認締切を示します。設計を承認できる人を指定します。納品、設計承認、製作への移行を区別します。ソフト文書はメモや設定の場所を調べる助けですが、技工所の指示書の代わりにはなりません。
- 最終指示書と承認版をまとめて保管します。
- 再利用する変更は技工所の承認後に共有プロファイルへ反映します。
よくある質問
一つのプロファイルですべての症例に対応できますか?
適切なら共通部分を使い、修復種別ごとの要件と例外を分けます。クラウンの設定がアバットメントやフルアーチを自動的に定義するわけではありません。
画面画像は文章の指示の代わりになりますか?
役立つ場合は併用します。画像を特定のビューと版に対応させ、実施してほしい内容を文章で書きます。合意済みの元ファイルは別途提供します。
最初にMocooreへ何を送ればよいですか?
工程、修復範囲、既存の設定プロファイル、必要な納品物を説明してください。代表的な匿名化案件を送る前に適切な転送方法を合意します。

